はじめに
ドラマで有名になった「逃げるは恥だが役に立つ」。元々はハンガリーのことわざで、問題に向き合わず逃げることは恥ずかしいことかもしれませんが、それが最善の解決策にもなり得るという意味です。このことわざを「逃げ恥」と略してしまうと、肝心の結論部分が欠落してしまうように感じます。
「逃げるは恥だが役に立つ」の真意
このことわざの一番言いたいところは「役に立つ」というポジティブな部分です。しかし、このドラマのことを「逃げ恥」と呼ぶことが多いですよね。「逃げ役」の方が適切ではないでしょうか?
世の中には逃げたくなるようなことがたくさんあります。でも、「逃げるは恥」だと思って我慢しなければならないという固定観念に縛られる必要はありません。「役に立つ」のですから。
人生は一度きり、有限です
逃げたいことはいろいろあるでしょう。仕事だったり、人間関係だったり。今の環境を変えるのは勇気がいりますが、本当に苦痛なら逃げた方が良いと思います。精神や肉体が病んでしまったら元も子もないです。一度きりの人生ですし、いつかは終わってしまうのですから、無駄にするのはもったいないです。
そうは言っても、生活するためには仕事を辞められないという人もいるでしょう。FIREを達成して辞めても大丈夫な人はごく少数です。しかし、転職サイトのCMが増えていることからもわかるように、転職は当たり前の時代になっています。
転職して収入がアップすることもありますし、家計を見直せば収入ダウンしても十分やっていけるかもしれません。
ストレス対策と心の健康
仕事のストレスでしんどい人は、一度心療内科などを受診してみることもお勧めします。体に不調が出ていればもちろん、本当にしんどいと感じるなら、うつ病や適応障害と診断されることもあります。そうなれば療養手当をもらって休職や退職も可能です。そしてゆっくり次どうするか考えれば良いのです。
人間関係でストレスを抱えているなら、その関係を断つことも有効です。極論を言えば、友達は必ずしも必要ではないと思っています。関係を維持するために連絡を取ったり会ったりするのがストレスなら、その関係が本当に必要か考え直してみても良いのではないでしょうか。それらを一つ一つ断つだけでも、かなり楽になります。
逃げてもいいんです
結局、自分の人生は自分のものです。周囲の人々は関わってきますが、最終的な責任は取ってくれません。だからこそ、自分にとって必要なものだけを取捨選択し、最適な人生を構築することが大切です。余計なストレスに時間や労力を費やすのは本当にもったいないですよ。
この記事がお役に立てれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。
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