はじめに
TOTOは、1976年結成のアメリカのバンドです。ジャンルはAORと言われる事が多く、聴きやすいサウンドです。シンセサイザーを含めて全体的にリバーブがかかったサウンドは、以降のアメリカのロックサウンドの主流となりました。
メンバー全員がスタジオミュージシャンで、ただ聴きやすいだけでなく確かなテクニックに裏打ちされた音楽で、いわゆるソフトロック路線だけでなくハードロックやプログレ、ジャズ、フュージョンと幅広い音楽性を持っています。
メンバーの入れ替えがとても多いバンドで、主要なメンバーとしてはこの5人かと思われます。
キーボード、ヴォーカルのデヴィッド・ペイチ、ドラムのジェフ・ポーカロ、ギター、ヴォーカルのスティーヴ・ルカサー、ベースのマイク・ポーカロ、キーボード、ヴォーカルのスティーヴ・ポーカロです。ちなみにポーカロが3人いますが、兄弟です。長男がジェフ、次男マイク、末っ子がスティーヴで、ポーカロ3兄弟です。
スタジオアルバムだけで、12枚リリースされていますので、はじめはどれから聴けばいいのか迷ってしまうかと思いますので、先ずは聴くべきアルバムを3枚紹介します。
おすすめアルバム
TOTOⅣ ~聖なる剣~
1982年発表のアルバムです。なんと1200万枚以上売れたモンスターアルバムで、グラミー賞6冠にも輝いています。
以降、ロザーナシャッフルと称されるドラミングが心地よい「ロザーナ」や、多くのアーティストがカバーもした「アフリカ」等超有名曲も収録されている必聴アルバムです。
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TOTO ~宇宙の騎士~
1978年のデビューアルバムです。
デビューアルバムで既に完成度が高いアルバムになっています。「ホールド・ザ・ライン」「ジョージ・ポージー」等頻繁にライブでも演奏される代表曲も収録されています。
一曲目のインスト曲「子供の凱歌」の時点で、かっこいいです。
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ハイドラ
1979年リリースのセカンドアルバムです。
「99」の様なAOR的な名曲もあれば、「ホワイト・シスター」や「オール・アス・ボーイズ」といったハードロック路線の曲も収録されており、TOTOの引き出しの多さが既に現れているアルバムです。
個人的にはTOTOのアルバムの中では一番好きなアルバムです。
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まとめ
以上、先ず始めに聴くべきおすすめのアルバムを3枚だけ紹介しました。
聴いてみて、TOTOⅣの様なAOR路線が気に入ったなら、「ザ・セブンス・ワン ~第7の剣~」が同路線でおすすめです。
ハードロック路線が好みであれば、スティーヴ・ルカサーが主導権を握りハードロック色が強くなった「キング・オブ・デザイア ~欲望の王国」以降のアルバムがいいでしょう。
この記事がお役に立てれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。
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