はじめに
ザ・フーは1964年結成のイギリスのバンドです。ビートルズ、ローリングストーンズと並んで、イギリスの三大ロックバンドとされていますが、日本では他の2バンドと比べると知名度が低いと感じます。
ですが、聴いてみれば2バンドにも全く引けを取らないかっこいいバンドです。その魅力を、先ずは聴くべきおすすめのアルバムと共に紹介します。
ザ・フーとは
デビュー当初はモッズバンドとして登場しましたが、後にロックオペラを確立したり、パワフルな演奏でハードロックにも影響を与えたりと音楽的にも様々な変遷を遂げていきます。
メンバーは、ヴォーカルのロジャー・ダルトリー、ギターのピート・タウンゼント、ベースのジョン・エントウィッスル、ドラムのキース・ムーンの4人編成です。
ヴォーカルやギターだけでなく、冷静な佇まいながら歪ませた大音量の動きまくるベースと、全編フィルインの様なドラムを全身で叩きまくり、ツェッペリンのボンゾと1,2を争う人気のドラマーという、全員がリード楽器と称されるスタイルが最高にクールなバンドです。
そんなザ・フーで、おすすめのアルバムはこちらです。
おすすめアルバム
ライヴ・アット・リーズ
1970年発表のライブです。
ザ・フーの最大の魅力は、全メンバーの確かな演奏技術に裏打ちされた、ライブでの派手なパフォーマンスです。このアルバムでは、それが存分に味わえます。ライブ映像も見ると、破天荒とも言える派手なライブでの演出も見れて、さらにおすすめです。
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トミー
1969年発表のスタジオアルバムです。ザ・フーを語る上で欠かせないアルバムです。
ロックとオペラを合体させた意欲作で、ロックオペラというものを確立させた歴史に残る名アルバムです。2枚組の壮大な作品となっています。
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フーズ・ネクスト
1971年発表のスタジオアルバムです。
「ライヴ・アット・リーズ」で見せたバンドのヘヴィなサウンドをスタジオで再現させたアルバムです。当初は「トミー」に続くロックオペラ第二弾として制作されるはずだったのですが、諸事情によりこれは断念されました。
ですが、結果としてはアルバムとしてコンパクトにまとまっており、サウンドもザ・フーらしいヘヴィなもので、これをザ・フーの最高傑作として挙げる人も多い作品となりました。
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四重人格
1973年発表のスタジオアルバムです。
「トミー」以来のロックオペラです。「トミー」が気に入ったら間違いなくおすすめのアルバムです。後にこのアルバムを基にした「さらば青春の光」という映画も制作されました。
個人的には、特にベーシストには2曲目に収録されている「リアル・ミー」は絶対に聴いてほしい曲です。全編ベースソロの様な、ジョン・エントウィッスル暴れまくりのかなりぶっ飛んだ一曲になっています。
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まとめ
数多くのアルバムを出しているザ・フーですが、先ずは聴くべきおすすめのアルバムを紹介しました。
ザ・フーと言えば、ライブでの楽器破壊も有名ですので、是非映像でも見てみて頂きたいです。
この記事がお役に立てれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。
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