はじめに
アメリカンプログレハードは1970年代にアメリカで生まれた音楽です。イギリスのプログレに影響を受けつつ、アメリカらしい明るくポップなメロディで聴きやすいのが特徴です。変拍子や大曲といったプログレ要素があっても、キーボード等の電子楽器の音が煌びやかだったり、コーラスワークや楽器のアンサンブルで豪華になっている事も相まって聴きやすさに繋がっています。
このジャンルに分類されるアーティストはいくつかありますが、その中でもおすすめのバンドとアルバムを紹介します。
おすすめバンド
カンサス
カンサスは、メンバー構成にヴァイオリンが入っていてシンフォニックな楽曲が特徴です。変拍子や大曲等プログレの要素も盛り込まれていて重層的なアンサンブルが楽しめます。
カンサスでおすすめのアルバムは二つあります。
「永遠の序曲」(1976)
「暗黒への曳航」(1977)
どちらも全盛期で最も売れたアルバムでもあります。コーラスワークも美しいです。
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ボストン
バンドではありますが、創始者トム・ショルツがほぼ全般を創作しています。デビューアルバムからかなり売れました。
「幻想飛行」(1976)
「ドント・ルック・バック」(1978)
「サード・ステージ」(1986)
「幻想飛行」がデビューアルバムになります。このアルバムはトム・ショルツが多重録音で一人で作ったデモテープを再現して再録音したというエピソードもあり、彼の天才振りが伺えます。
二枚目の「ドント・ルック・バック」も三枚目の「サード・ステージ」もハズレ無しのアルバムです。ちなみに三枚目の発表までかなり期間が開いていますが、これ以降ボストンのリリースペースはこんな感じの非常にゆっくりしたものになります。
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ジャーニー
メンバーチェンジがあったり長年活動しているのでアルバム数も多く、どのアルバムを聴けばいいのかわからない方にはまずこの一枚です。
「エスケイプ」(1981)
全世界で1000万枚以上売れた大ヒットアルバムです。日本で最も有名な三拍子のバラードと言っても過言ではない「オープンアームズ」も収録されています。
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まとめ
以上、アメリカンプログレハードにカテゴライズされるアーティストの中からおすすめのバンドとそのアルバムを紹介しました。聴いてみてこういう音楽が好みだったら、他にもスティクスやフォリナーといったバンドもありますので是非先ずはこちらから聴いてみて下さい。
この記事がお役に立てれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。
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