はじめに
クラシックミニで10インチタイヤを履こうとすると選択肢は限られます。ですが、自分が目指す方向によってタイプの違うタイヤは選べます。
そこで今回はミニにおすすめの10インチタイヤ7つをその特徴と共にご紹介します。
クラシックミニにおすすめの10インチタイヤ
ダンロップ
ダンロップの10インチタイヤは4種類あります。
SP SPORT R7
タイヤのサイズは165/70/10 72Hです。
ラーメンタイヤとも呼ばれる独特なクラシカルなトレッドパターンです。レース用のタイヤでもあり、サーキットを走ると程よいグリップ力を発揮します。程よいというのは、結構高いグリップ力があるが限界を超えると徐々に滑り出す感じで、急にグリップがなくなる感じではないので車のコントロールはしやすいです。
ストリートならサーキットの様に限界まで走る事はないので、滑り出す事などもちろんなくしっかりグリップします。トレッドパターンに溝も多いので雨でも安心して走れます。グリップがある分、細いタイヤに比べるとハンドルは若干重く感じるかもしれませんが、総じてバランスのいいタイヤです。
性能も申し分ないですが、一番の魅力はやはり見た目かもしれません。
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FORMURA-R D93J
タイヤサイズはR7と同じく165/70/10 72Hです。
こちらもレース用のタイヤで、レインタイヤになります。ですので溝はそれ程多くはなくR7と同程度のグリップ力がある印象です。レインタイヤですので排水性に優れているシンプルなトレッドパターンになっています。
こちらもサーキットでもストリートでもR7と同じ様なグリップ力やハンドリングに感じました。ですので見た目の好みで選んでもいいかと思います。
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LE MANS J-CINQ
サイズは同じく165/70/10 72Hです。
こちらはストリート用の汎用タイヤです。ですのでグリップ力は上記のレース用タイヤ程ではありませんが、サーキットを本気で走るのでなければ十分な性能です。
トレッドパターンも今どきのタイヤとそう変わらずに普通です。ですので雨でも普通に走れます。値段もレース用に比べるとお求めやすくなっています。普通のタイヤが良くてホイールとの兼ね合いでこのサイズがいいという方にはうってつけです。
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SP10
サイズは145SR10になります。
普段使い用の汎用タイヤです。幅が細くなっていますので、フェンダーレス等タイヤをはみ出させたくない方におすすめです。
トレッドパターンはわりと今どきと変わらないパターンになってますので、雨の日の走行や直進安定性にも優れています。グリップ力を求めるタイヤではありませんが、タイヤ自体の細さもありハンドルはかなり軽くなります。
そして値段が安いです。
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ヨコハマ
ヨコハマタイヤでは3種類ラインナップされています。
ADVAN A032R
サイズは165/70/10 72Hです。
レース用タイヤで、ミニ用10インチタイヤの中で最もグリップ力が抜きん出て高いタイヤです。サーキットでコンマ一秒削りたいとか勝ちたい方はこれ一択じゃないでしょうか。路面に吸い付いているかのごときグリップ力で、コンパウンドも柔らかくサーキットで本気で何週も走るとタイヤが溶けてしまう事もあります。
普通にストリートを走っていても、グリップ力が高くて路面の小石を巻き上げるほどです。レインタイヤではないので、雨の日は走れはしますが得意ではないです。
最小限のトレッドパターンはシンプルでかっこいいです。
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ADVAN HF Type D
サイズは165/70/10 72Hです。
元々はレース用のレインタイヤです。左右非対称の片側セミスリックタイヤになっている所が最大の特徴です。他では見ない独特な見た目になっています。これを現代の旧車・クラシックカー向けに再販しているものです。
グリップ力はA032R程ではなくかと言って低すぎない様に設計されているとの事で、ストリートを気持ち良く走りたい方は丁度いい位でしょう。レインタイヤですので、雨の日も安心です。
こちらも性能のバランスが良くて、見た目が魅力のタイヤです。
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G.T.SPECIAL CLASSIC Y350
サイズは145/80/10となります。
GTスペシャルとだけ呼ばれることも多いタイヤです。クラシカルなトレッドパターンを持つ汎用タイヤです。サイドまでパターンがある変わったトレッドが特徴的です。
幅が細いのでやはりハンドリングは軽く扱いやすいです。最新技術も融合されて快適性や安全性も提供されています。クラシカルなトレッドも相まってフェンダーレス等よりクラシカルな雰囲気でまとめたい時には最適です。
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まとめ
以上、クラシックミニにおすすめな10インチタイヤを7つご紹介しました。
まとめると、レースに出て本気で勝ちたい方はヨコハマのADVAN A032Rがおすすめです。そこまでではないがたまにサーキットの走行会位は走ってみたいとか峠を駆け抜けたいという方にはレース用のタイヤであるダンロップのR7やフォーミュラR、ヨコハマのADVAN HF TypeD辺りがおすすめです。街中を快適に走れれば十分であれば、タイヤ幅広めならLE MANS J-CINQ、細めならSP10かGTスペシャルがいいでしょう。
見た目重視でクラシカルなものが好みなら、ダンロップのR7やヨコハマのADVAN HF TypeDやGTスペシャル辺りがおすすめです。
この様に自分がその時に求める所に合わせて選べますので、お好みに合わせて色々なタイヤを履き替えてみるのも楽しいです。
この記事がお役に立てれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。
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