はじめに
四大プログレと称されるバンドの最後の一つであるピンクフロイド。他の三つのバンドとほぼ時を同じくして1970年代に頭角を現します。イギリスのバンドであることも同じでプログレはイギリス発祥とも言えます。
フロイドは初期の頃はプログレというよりはサイケで、幻想的な作風は以後にも受け継がれています。
ピンクフロイドも多くのアルバムを出しており、どれから聴けばいいかわからないという方向けに独断と偏見を交えておすすめのアルバムをランキング形式でご紹介します。
ピンクフロイドおすすめアルバム
第1位 狂気
1973年に発表されたアルバムです。ピンクフロイド史上は勿論、ロック史上においても名盤とされています。フロイドを一躍有名にした大ヒット作でもあります。ジャケットも有名です。
人間の内面の狂気を描いたコンセプトアルバムで、それまでのサイケや実験的な前衛音楽からプログレッシブロック色が強まったアルバムでもあります。
アルバムを通して全て聴きごたえがある作品になっていますが、特にシングルカットされた「マネー」は変拍子のプログレ的な楽曲でアメリカでのフロイドの人気を決定づけた曲でもあります。
PR
第2位 炎 ~あなたがここにいてほしい~
狂気の後、しばらくの空白期間を経て1975年に発表されたアルバムです。こちらのジャケットも秀逸です。
このアルバムは大曲「クレイジーダイヤモンド」に挟まれる形で構成されています。「クレイジーダイヤモンド」はジョジョの奇妙な冒険第4部の主人公東方仗助のスタンド名でもありますし、普通にかっこいい曲なので必聴です。
他にも、初期メンバーで薬で精神を病み脱退したシド・パレットに捧げた「あなたがここにいてほしい」も素晴らしい曲です。
PR
第3位 ザ・ウォール
1979年発表の2枚組アルバムです。最近は上記の3枚がフロイドの代表作として紹介される事が多い様です。
2枚を通じてのコンセプトアルバムとなっており、世界で一番売れた2枚組アルバムでもあります。
代表作ですし、良いアルバムなので第3位に取り上げましたが、長いので通して聴いていると途中でちょっとだれるかもしれません。
PR
第4位 原子心母
1970年発表のアルバムです。一昔前は狂気と並ぶフロイドの代表作として紹介される事が多かったのですが、何故か最近はあまり話題にならなくなりました。
サイケや実験的な前衛音楽の要素が色濃く残っているので、よりフロイドらしい音になっているとも言えます。「アランのサイケデリックブレックファスト」でしばらく朝食中の様な食器がカチャカチャ当たっている音が流れる等いかにもフロイドっぽい部分は好みが分かれる所かもしれません。
PR
第5位 おせっかい
1971年発表のアルバムです。アルバムタイトルっぽくない邦題アルバム名が最高です。
このアルバムのLPのB面全て、23分以上の大曲「エコーズ」は、ファンの間で一番人気の曲ですし、ジョジョだと広瀬康一のスタンド名にもなっている名曲です。
さらに、一定以上の年代のプロレスファンには、一曲目の「吹けよ風、呼べよ嵐」はブッチャーの入場テーマ曲としても聴き馴染みのある曲です。入場曲に選ばれるだけあって、聴くだけで気分が上がるかっこいい曲です。
PR
まとめ
以上、ピンクフロイドをまだ聴いた事がない方向けに、おすすめのアルバムをランキング形式でご紹介しました。
ランキング1位から聴いてみて、気に入ったらランキング順に聴いてみるといいと思います。
この記事がお役に立てれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント