はじめに
四大プログレの一つに数えられるエマーソンレイク&パーマー。他の四大プログレバンドと同じく1970年代に活躍を始めたイギリスのバンドです。
メンバーの名前がそのままバンド名になっていて、他のバンドに比べるとほとんどメンバーチェンジがないバンドでもあります。頭文字を取ってELPと呼ばれることもあります。
メンバー構成が少し変わっていて、キーボードトリオです。キーボードのキース・エマーソンとベースヴォーカルのグレッグ・レイク、ドラムのカール・パーマーの3人になります。
他のバンドよりもよりクラシック音楽に寄った楽曲が多いのも特徴です。クラシックをロックアレンジした曲も多くあります。
いくつかアルバムを出していますが、中でも名盤とされている3枚をご紹介します。
ELPのおすすめアルバム
タルカス
1971年リリースのセカンドアルバムです。
一曲目に収録されている20分超の組曲「タルカス」からいきなり度肝を抜かれます。10/8拍子といういかにもプログレらしい変拍子で始まり終始緊張感がある演奏が素晴らしいです。間違いなくELPの代表曲の一つです。
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展覧会の絵
こちらもリリースは1971年のライブアルバムです。
原曲はムソルグスキーの展覧会の絵で、オリジナルのアレンジや楽曲を加えてほぼ丸々一枚のアルバムを構成しています。
最後にアンコールで演奏したナットロッカーを収録していますが、これも元はチャイコフスキーのくるみ割り人形ですので、全てクラシック曲を基にしたアルバムになっています。
これがライブ盤とは思えないほどの完成度の高さです。しかも3人ですからね。
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恐怖の頭脳改革
アルバムタイトルは当時の邦題らしくちょっと内容とそぐわない感は否めませんが、これもこの当時の味として楽しみましょう。
リリースは1973年でELP全盛期の最後のスタジオアルバムと言われています。
こちらのアルバムもELPらしく「聖地エルサレム」や「トッカータ」等クラシックの曲も収録されています。そしてこれまたELPらしく、またプログレらしいのが、アルバムの2/3を占める後半の組曲「悪の教典#9」です。
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まとめ
他にもいくつかのアルバムを出していますし、一時期のみドラムのカール・パーマーの代わりにコージー・パウエルが参加してエマーソンレイク&パウエルになっていた時期もあったりするのですが、先ずは上記の3枚を聴いておけば間違いはないです。
どれもロックの名盤ともされているアルバムですので、是非一度聴いてみる事をおすすめします。
この記事がお役に立てれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。
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