エレキベース弦の選び方

音楽

はじめに

学生の頃からバンドを始めて、30年以上エレキベースを弾いていました。ですがここ十年程バンドの活動もしなくなり、ベースを触りもしない日々が続いていたのですが、縁あって久しぶりにライブをする事になりました。

そこで十数年振りにベースを引っ張り出してみたのですが、思った程ひどい状態ではなかったので一安心でした。ですがこれも思った程ではなかったのですが、弦には錆も見られましたし、一見いけそうでも流石に十数年前に張った弦をそのまま使うのもどうかと思いましたので、弦を貼り変える事にしました。

それで近くの楽器屋に弦を買いに行ったのですが驚きました。ベース弦の価格が倍になっていたのです。

流石に値段が倍となると躊躇してしまうので、品質に問題がなくて当時の値段位で買えるものがないかと色々調べてみました。

ベース弦比較

ダダリオ

アーニーボールと並ぶベース弦の定番中の定番です。私もこれを愛用していました。

リハからライブ、レコーディングまで幅広く使えてプロでも愛用者が多いです。張りたての時は少し金属音が目立ちますが、すぐに落ち着いて、ライブを挟んでも1,2カ月は持つイメージです。

ラウンドワウンドですとグリスのスライド時に多少の引っ掛かりを感じますが、弾きにくいという程でもありませんでした。

もう少し値段が安ければ、本当におすすめの弦です。

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ワーウィック

ダダリオが高くなっていたので、もう少し安い弦はないかと入った楽器店で探して見つけたのがこれでした。昔からベース本体は作っていたので名前は知っていましたが弦は初めて見ました。とりあえず買って試してみました。

張りたての時の金属音はダダリオに比べると控えめな印象です。弦の感触は滑らかで引っ掛かりはあまり感じないので弾きやすいかと思います。

お値段が少し安かったので心配な面もありましたが、実際にはリハやライブで使っても問題ないレベルでした。

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アリアプロⅡ

上記のワーウィック弦を張っておよそ半年後に、またベースを弾く機会があり数カ月ぶりにベースを出してみるとやはり弦が錆びていました。なのでまた弦を張り変えなければなりませんが、もっと安くて使える弦はないかと探して見つけたのがこの弦です。

まだ張って2週間程で、一度リハに使った時点での感想ですが悪くなさそうです。張りたてはダダリオに近い感じで金属音が結構します。手触りもダダリオに近く少しざらつきを感じますがスライド等には問題ないレベルです。このままライブでも使う事が出来そうです。

今後の持ち次第ですが、この値段でこのクオリティならコスパはいいと思います。

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番外編 エリクサー

当時はまだなかったか、あっても値段が高すぎて検討もしていなかったで、まだ試してはいません。

弦にコーティングがされていてかなり長持ちするとの事です。ベースの弦は、ギターに比べれば長寿命なのでギター程頻繫に弦の張替はしなくて済みます。しかしベースは弦が太く長いので、張替に力が必要でかなり面倒です。出来る限り張替はしたくないので、そういう点ではうってつけの弦かもしれません。

レビューの中には、切れなければ一生使えるというものまでありますので、そこまでではないにしろ張替の面倒から解放されて長寿命なのであれば長い目で見ればコスパも良いのかもしれません。ですのでもし機会があれば試してみたい弦です。

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まとめ

ベース弦は音の好みもあったり、ニッケルかステンレスかで音質やラウンドワウンドかフラットワウンドかでも手触りも大分変わります。さらに弦の太さでも弾きやすさが変わったりもしますので、そのあたりは自分の好みに合わせて調整していくといいと思います。

今回いくつか試してみてわかったのは、安い弦でも問題なく使えるものもあるという事でした。またほかの弦も試したらご紹介したいと思います。

この記事がお役に立てれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

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