はじめに
1986年に映画「トップガン」が公開されて、巷ではMA-1が爆発的に流行しました。今やフライトジャケット=MA-1という程に認知度も高くなりました。
ですが、実はトップガンでもトップガンマーベリックでもトム・クルーズはMA-1は着ていません。トム・クルーズが着ているのは、CWU-36Pという軍正式採用のフライトジャケットと、プライベートの場面で羽織っていたレザーのG1ジャケットなのです。
CWU-36P
街で一般的に売られているものはナイロン製ですが、本来は難燃性のノーメックスという生地が使われています。本物にこだわるのであればこちらを探すという手もありますが、ナイロン製は手ごろな価格で手に入れやすいのでおすすめです。
実はよく似たシルエットで、CWU-45Pというものもあります。この二つの違いは、「適応気温帯」です。
36Pの方は、10~30℃の「ライトゾーン」、45Pは-10~10℃の「インターミディエイトゾーン」対応です。
36Pは中綿や防風フラップがなく、薄手になっていますので春秋向けといえるでしょう。45Pは中綿が入っているので冬でも暖かく着ることが出来ます。感覚としては中綿の入ったMA-1を着ている時に近いです。
トップガンでトム・クルーズが着ていたのはCWU-36Pの方なので、そこも合わせたい方や少しサイズを大きめにして寒い時は中に着込むのであれば36P、MA-1の様に真冬もあまり着込まずに過ごしたいのであればCWU-45Pとしてもいいかと思います。見た目の印象はほとんど変わらないので。
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G1 ジャケット
ゴートスキンレザーに襟にムートンをあしらった米海軍のフライトジャケットです。トップガンでは沢山のワッペンを付けたもののイメージが強いです。
一応、-10~10℃のインターミディエイトゾーン対応で、寒い時は襟を立てて防寒出来る様にもなっていますが、あくまで中綿などのない革ジャンですので真冬は着込む等工夫しないと寒いかもしれません。
トップガン仕様として映画の様なワッペンが既に付いているモデルもあります。
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まとめ
以上、トップガンを観てトム・クルーズみたいになりたいと思った方や、あの着ていたジャケットかっこよかったと思った方に、映画で使われたフライトジャケットのモデルをご紹介しました。
フライトジャケットは、見た目だけでなく機能性も優れているものが多いので、この機会に試してみてはいかかでしょうか?
この記事がお役に立てれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。
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