はじめに
以前にキングクリムゾン入門で紹介した4大プログレの内の一つであるイエス。イエスもクリムゾンとほぼ同時期から活動している英国のバンドです。このバンドもメンバーチェンジが激しいバンドで、それぞれの時期に多くのアルバムを出しています。その中でも黄金期と言われる時代にはロック史上に残る名盤を残しています。
イエスのおすすめアルバム
危機
1972年発表のイエスの代表作です。全3曲のコンセプトアルバムで、これぞプログレという内容になっています。LPのA面に20分弱の一曲、B面に10分前後の二曲というこれまたプログレっぽい構成です。
プログレの到達点の一つとも言われていて、プログレのアルバムとしてだけでなくロックの名盤としてもラインナップされる一枚です。
コンセプトアルバムですので、勿論アルバムで通して聴いて欲しいです。一曲が長いと思われるかもしれませんが、通して聴いてみるとむしろあっという間に終わってしまうと感じるかと思います。
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こわれもの
こわれものは危機の前年、1971年発表です。のちに黄金期と言われる危機の時と同じメンバーが揃っています。
こちらは構成が少し変わっています。一曲目と最後の九曲目にイエスの代表曲とも言える曲が収録されていて、その間にメンバーそれぞれのソロ曲が入っている感じです。
この中では特に最初と最後の曲が必聴です。一曲目はジョジョの奇妙な冒険のエンディング曲でも使われた「ラウンドアバウト」、最後の九曲目は映画バッファロー66等で使われた「燃える朝焼け」です。この2曲、滅茶苦茶かっこいいです。この2曲を一番かっこよく聴く為にアルバムを通して聴く感じです。
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ロンリーハート
こちらは番外編になります。
メンバーも大分代わっていてポップな路線になってプログレ色は薄まっています。その分聴きやすい一枚にはなっています。
表題曲の「ロンリーハート」は全米をはじめ各国で一位を取り、イエスで最大の成功を収めたアルバムになります。プログレのアルバムとは言えないかもしれませんが、売れたアルバムですしロンリーハートのリフは印象に残る有名なリフでもあるので聴いておいて損はないでしょう。
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まとめ
他にも、ライブ盤であるイエスソングスや、時期が違うメンバーが一堂に会した結晶等多くのアルバムがありますが、プログレ入門、イエス入門としては上記の3枚、或いは最初の2枚からがおすすめです。
この記事がお役に立てれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。
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